結婚式で牧師さんに、永遠の愛を誓うかどうか聞かれ、私はハイ、と答えた(はずだ)。
その誓いが、そこで私たちを見守っていた神様との契約なのか、妻との契約なのか、両方なのかわからないけど、とにかく責任ある大人の立場で契約したことは間違いない。

ただ、何のために結婚するのか、そのときどれだけ理解していただろうか。
というより、結婚するということがどういうことなのかよく理解していなかった。
最近、結婚とは何なのかが少しだけ分かるようになった。
結婚は、相手の人生を奪うこと。
そう考えると、結婚というのは人間にとってずいぶん厳しい決断なのだ。
一人の人の人生を奪ってまで、一緒にいよう、それだけの責任を持って、相手に添い遂げようという覚悟が無くてはできない。
そしてそこには、相手のすべてを許し、受け入れる、ということも含まれる。

結婚したからといって、他の誰かを好きになる気持ちが急に無くなるなんてことは無いが、結婚とは、そういう無理を人間に強いるものだ。
だから、結婚は契約であり不倫は契約不履行となる。
そのとき、連れ合いの不倫を許せるか、ということはそれぞれの夫婦の問題であって、他人がとやかく言うことではない。
古今東西、結婚にはいろんな形があり、人それぞれ。
だから、私の結婚は私の結婚、妻にとっても違うだろう。
そして他人の結婚は他人の結婚だ。
だが、私が選択した結婚がそれなりに正しい選択であったと思えるものであって欲しい。
幸せな結婚とは
