こんな気持ちでいられたら

ロートル病理医。地味な医者ですが、縁の下の力持ちでいられることに誇りを持っています。

学会を勉強の場と考えたら安い投資

やっと雨が上がって雲海がでた

昨日も学会で、この週末は休みらしい休みがなかった。
土日にのんびりできないと気持ちが昂ってしまい、あまりよく眠れず、そのまま仕事に突入するので体には少々こたえる。
会場の空調で喉もやられてしまった。


一昨日の国際学会の母体となる学会で、同じ会場、同じ時間帯だった。
国内学会だから、もちろん発表や質疑応答は日本語。

発表スライドやポスターは英語でもよいが、ディスカッションは日本語でなければ細部まで理解するのは難しい。

学会というのも、なかなか面倒なものだ。
参加費を払い、発表準備に時間をかけ、さらには主催側に回ることもある。
お金は出ていくだけで、物理的には丸損だ。

もちろん参加費はもらうが、金銭的にはそれでトントン、それに費やす時間は無償だ。

 

それでも、学会を「勉強の場」と考えれば、これほど安い投資もない。
思えば、子どもたちの塾代に比べれば、学会の参加費などどうということはない。

一応、それなりの人が、それなりに入念に準備した講演や発表を聴き、ディスカッションを交わす。
質問の機会は全員に平等ではないが、少なくとも開かれてはいる。

もちろん自分で発表したらそれへ向けて勉強もする。
そう考えると、学会はまぎれもなく「参加型の勉強の場」だ。
参加費など気にしてはいられない。

 

ただし、すべての発表が優れているとは限らない。
そこは取捨選択をして、つまらない発表では少し目を閉じて休み、次に備えることにしている。